2018/01/08 11:19

こんにちは。

今回は、そもそも大きいシューズだとなにが
悪いのか、という点です。

まずは図を作ってみました。

どうですか?これが大きいサイズのシューズ
を履いた時に起きていることです。

シューズの中での動きにより、摩擦が生じ、
熱が発生し、マメができます。
また、足が前ずれを起こし、シューズのつま先
部分に当たることで黒爪になります。

フルマラソンを走る場合、個人差はありますが、
4万歩から7万歩は走るわけで、片足でその半分
としても莫大な歩数になります。
このズレが3万回繰り返されるって、ちょっと
怖くないですか?

フルマラソンまではやらないよ、という人で
あってもこのズレが無いほうがいいのは変わり
ません。
健康になるためのランニングで体に故障を
起こしたら本末転倒ですよね。

大事なことは、足とシューズを一体化させること。
これが正しくシューズを履く、ということです。

最近、運動するときにコンプレッションタイツ
やシャツを着る人は多いですよね。
シューズのフィット加減は最低でもこのレベルを
目指しましょう。紐をほどかずに着脱してる人も
いますが、故障するために走ってるようなもの
です。

正しいサイズのシューズは、靴ひもを「正しく
締めた状態でジャストフィット」になるサイズ
です。なので、靴ひもを緩めた状態でシューズ
に足を入れた時には「キツすぎる!」と感じます。
これは当たり前なので、ここで判断しないで
ください。あくまでもシューズを正しく履いた
状態でキツいかキツくないか、です。

紐を締めてないシューズでサイズを判断する
ことは、絶対にダメです。

参考までに店長が昔履いていたターサーです。

左足が履き方を知らないときの状態。右足が
大きいなりにきちんと履いた状態です。

一番下のレースホールより先のブリッジ部分に
ご注目ください。こんなにたるむほど大きい
シューズを選んでいたのです。
写真ではわかりませんが、つま先はブカブカです。
もちろん、もうこのシューズでは走っていません。
ゆるすぎて走れない、というほうが正解ですね。

次回からは、実際にどう履くかをご案内します。