2018/02/05 21:13

今回は正しい履き方の最終回。
「ダブルアイレット」の締め方です。

一番上の二つ並んだレースホール。これがダブルアイレットです。
なんじゃこりゃ?どっちかを使うのか?って人は多いですよね。

その締め方は以下の通りです。

1.靴ひもを下側の穴から普通に出します。


2.外から上の穴に通します。


3.靴ひもを交差した後に、ループ状になった靴ひも自体に通します。


4.前回の靴ひもの締め方と同様に、シューズのアンクルパッド部分を
 アキレス腱側から前方にしごき、弛みを取ります。


5.下の穴から外に出ているループを引き、交差のたるみを取ります。


6.靴ひも自体をキュッキュッと引っ張り、ダブルアイレット部分の
 弛みも取って、靴ひもを結んだら完成です。


ダブルアイレット部分はピンと張った状態にします。
下のようにたるんでいてはダメです。



ダブルアイレットの目的は、シューズを足に密着させることと言われています。
でも、どういう理屈かを解説したものが、なぜかほとんどありません。

店長の勝手な理屈ですが、上側の穴に靴ひもを外から通し、逆側に引っ張ることで
下の穴を支点にテコの原理が働き、アンクルパッドを足首に押し付ける動きが
強まるんじゃないかと思ってます。

なので、下の穴に入る靴ひも自体がきっちりしてないと支点になりえないだろうなと。

以上でシューズの正しい履き方講座を終わります。
とは言え、サイトではなかなか伝えきれない部分もあります。

私の理解もまだまだです。

ぜひ、シューズマスター野村先生のサイトも読んでください。
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